最終更新日 2024年2月16日 by fireluche

この記事はこんな人におすすめ
・たかの友梨さんについて詳しく知りたい
・たかの友梨ビューティークリニックの特徴を知りたい
・日本のエステ業界についての知見を広げたい

エステサロンを経営することで知られるたかの友梨さんは、自身がエステティシャンでアンチエイジング美容研究家の肩書も持っている人物です。
1948年に新潟県で生まれ、群馬県の女子校を卒業後に上京、そこから本格的に美容の道を歩み始めることになります。
東京に出てからは理容師として働く傍ら、美容学校の勉強をする日々が続きました。
しかし、理容師の仕事だけでは収入が足りず、夜は皿洗いのアルバイトをしていたほどです。
この時の睡眠時間は2時間から3時間くらいだったそうで、相当な無理をしていたことが窺えます。
若さ故に頑張ればやり遂げられると思っていたのかもしれませんが、このような生活は長くは続きませんでいた。
過労によるものか次第に目の下にはくま、顔中にニキビがあらわれるようになります。

【関連】たかの友梨社員

たかの友梨さんは理容所を退所して自分で免許を取得

後にこの経験が目指すべき道、方向性を決める切っ掛けの1つとなるわけです。
通っていた理容所が美容師免許の取得に非協力的だったこともあり、たかの友梨さんは理容所を退所して自分で免許を取得しました。
その後は外資系の化粧品会社に就職、美容部員として活躍しています。
本人は高校卒業後に大学に進学せず、卒業もしていませんから、それでも外資系企業に採用されたことはまさに、努力の賜物で実力を証明しているといえるでしょう。
この外資系企業での経験が挑戦の意欲に火をつけることになり、たかの友梨さんは1972年にフランスに渡仏しました。
当時は現在のようにエステは一般的ではなく、エステサロンもそう多くはなかった時代です。
そんな中、言葉も文化も全くことなるフランスに渡りエステティックの技術を学ぼうとした姿勢は、本当に凄いことだといえます。

帰国後やがて実業家としての頭角を現し始める

フランスでの生活は約8ヶ月ほど続きましたが、日本に返ってくるなり会社を設立しています。
そして考案した美顔器を商品化、販売したことで注目を集めることになります。
アイデアを活かした商品は数知れず、やがて実業家としての頭角を現し始めます。
一般的には2000年代初頭に放送された美容番組で名前が知られることになり、自身が経営するエステサロンの宣伝にもなったと思われます。
相談者の容姿をあれこれと指摘したり、整形手術を推奨するような内容には賛否がありましたが、たかの友梨さんはエステティシャン、美容研究家としてアドバイスするに留まりました。
メスを入れなくても美しくなれる、そういうメッセージを発信した功績は評価に値しますし、エステに興味を持つ人を増やすことになったと考えられます。
自身が辛い思いをした経験を持つので、人に寄り添い優しく応じることができますし、それが相談者の言葉に耳を傾け、力になろうとする姿勢にあわれています。

経営するエステサロンの特徴

経営するエステサロンは、スタッフの従業員教育が行き届いていて接客が丁寧、施術も丁寧で技術力が高くて満足できると評判です。
全体的な評価が高い上に平均評価も高めですから、やはり経営者の理念がスタッフに浸透していたり、共感や理解によって接客対応や施術に反映されていることが分かります。
終始安心して体を預けることができたり、心地良く過ごすことができるわけですから、満足度が高まったり平均評価が高くなるのも納得です。
店舗は全国に展開していて100店舗に迫る勢いですし、長年の実績と長い歴史の間で研究、開発されてきた技術に基づく施術が提供されるので、エステの代名詞的な存在に間違いないです。
業界を牽引してきた存在ともいえますし、業界全体に与えてきた影響は計り知れないと思います。

豊富な経験や培ってきた技術を惜しみなく後進の育成に注ぎ込む

美容に携わることが人生そのものといった感じの人物ですが、たかの友梨さんは美容専門学校の理事長を務めたり、NPO法人の副会長も務めます。
つまり豊富な経験や培ってきた技術を惜しみなく後進の育成に注ぎ込み、一方ではNPO法人の活動にも参加しているわけです。
児童養護施設や社会福祉法人の後援会長を務めたり、ボランティアに寄付活動までしていますから、まさに社会に貢献するお手本そのものです。
2019年には、私財を寄付した大雨災害の災害復興支援の功績が認められ、紺綬褒章を受章しています。
著書を執筆したりDVDまで出していますから、本当に精力的でバイタリティ溢れる人物です。
現在は70代半ばということもあって、大々的にメディアに登場する機会は減ってしますが、それでも存在感は健在です。
今も複数の企業を経営するトップを務めていますし、コラムを執筆するなどして情報を発信しています。
日本を代表するエステティシャンの先駆けであり、美容業界を牽引してきた実業家ですから一目置かれます。

まとめ

たかの友梨さんは、その名前自体が大きなブランド力を持っていますし、美容に関する頼りになる相談相手という安心感を与えます。
自身の名を冠するエステサロンはレベルが高く、しっかりとした理念に基づく揺るぎない施術の提供が行なわれています。
このように、期待を高めるだけでなく期待に応える経験、ノウハウに長けていますから、数あるサロン経営者や美容研究家の中でも一線を画す存在と言っても過言ではないでしょう。